麻雀の会が発足した当時の正規な「記録」はない。これは「記憶」である。
まだ、現役の頃、ギョーカイの男の付き合いの4大ツールは、酒、ゴルフ、麻雀、囲碁だった。当民放クラブでも、発足からゴルフ、囲碁の会はあったが麻雀の会ができたのは、14〜5年前頃だったと思う。当時
会長であった堀口勲氏が発案したところ、たちどころに10人あまりの麻雀好きが手を挙げた。
会場は、堀口会長の紹介で流川高田ビル6FのVIP室であった。昼日中、流川を歩くことはない。ましてや高級クラブ数店が入居する高田ビルだ。毎回多少の抵抗を感じながら通った。
当時のルールも今とほぼ同じであったが、酒を飲み、たばこを吸いながらプレイするものも結構いて、雰囲気は今より賑やかだったように思う。今は鬼籍に入られた「トールさん」こと佐伯亨元RCCニュースキャスターも酒好きであった。焼酎を手にパイを握る姿は、様になっていた。
現在に続くメンバーでいえば、小畑和子さんを筆頭に出雲、藤川、平本、光田諸兄姉、それに小生が末席で参加していた。
麻雀が終わると、酒好きのメンバーは、堀口会長行きつけの料亭に移り、二次会へ行くことが常であった。大概は堀口会長のおごりで、小生はむしろ、こちらの方が楽しみだった。
当時の麻雀の会の平均年齢は、65歳余りだったと思う。あれから14〜5年といえば、現在の会員平均年齢は80歳前後ということになろう。
麻雀は、「長寿の秘訣」かもしれない。元気で遊び続けたいものである。
会員 浅井昭秋
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